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物質のハテナ

  

有機物(有機化合物)と無機物(無機化合物)の違いは何ですか

物質には有機物(有機化合物)無機物(無機化合物)があります。
   
もともと有機物は「生体が産出する(=生物がつくりだす)化学物質である」と歴史的に定義されていました。
しかし、現代では人間がその有機物を作り出せるようになったため、「炭素が原子結合の中心となる物質の総称」という定義に変わったそうです。
反対に、無機物は「炭素が原子結合に含まれない物質の総称」とされています。
そのように表現されると少し難しく感じるかもしれません。
   
ただ、現代でも歴史的な定義が抜けきっていない現状があります。そのため、生物に由来しない場合は「炭素」を含んでいても有機物に属さない物質があります。
有機物と無機物の明確な区別はないと言われているので、ひとつの判断材料として、歴史的な定義を思い出すと良いかもしれませんね。
下記イメージより、「生物に由来する物質」と「生物に由来しない物質」の例を参考にしてください。

有機物と無機物

 

 

 

  

界面活性剤はどのような働きをするのですか

界面活性剤は、ひとつの分子中に“水になじみやすい部分(親水基)”と“油になじみやすい部分(親油基)”を持つ物質です。そのため、様々な物質の境界面において能力を発揮し、性質を変化させることができます。

性質を変化させることで、繊維の中に水を染み込ませたり(浸透作用)、水と油を混ぜたり(乳化作用)、衣服などについた汚れを取る(洗浄作用)ことができるため、身近なところでは石鹸や洗剤、化粧品などに含まれています。

 

<例:水と油>

 

界面活性剤

 

水と油は同じ容器に入れても分離してしまい、混ざることはありません。しかし、その中に界面活性剤を入れると界面活性剤の親油基が油分子のまわりを取り囲み、油をとても小さな粒状にします。そして、親水基は水分子を吸着するので、粒状になった油は水の中に混ざることができるのです。(このように混ざることを“乳化”といいます。)

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